2017年06月09日

マット・リドルvsジェフ・コブ(PROGRESS Chapter 49 2017/5/28)

マット・リドルvsジェフ・コブ(PROGRESS Chapter 49 2017/5/28)

異なる色を持つ者の邂逅。
リドルとコブというパートナー対決はそんな様相になりました。
レスリングは本格派でこう動いてこう、という決まりきった典型ではなく、
相手がこう動いてきたからこう、という自由意志に基づいた攻めが繰り出される。
リドルの魅力はプロレスの定型に拘らない豊かな発想力とプロレスを楽しむ姿勢。
私はそう思います。この試合ではその二点が存分に発揮されていたといっていい。
攻防が繋がっていく感覚、二人はヘビー級ですからこの感覚はそうとう
研ぎ澄まされてないと出る事はないはずです。ヘビー級の二人がガンガン動く。
その点ではコブもまた素晴らしかった。文字通り七色のスープレックスで存在感を発現。
このレベルの巨体がカナディアンデストロイヤーなんて初めて見ましたよ。
15分ありませんが名勝負の域に入っている。

4.5
posted by 赤い波動 at 20:36| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月31日

リオ・ラッシュvsシェイン・ストリックランド(DEFY Wrestling 2017/4/7)

リオ・ラッシュvsシェイン・ストリックランド(DEFY Wrestling 2017/4/7)

ここ数年で名を上げ、地位を確立させつつある両雄が激突。
リオとシェインは同系統の選手ではありますが、トータルパッケージなリオと
野生を感じさせる粗さも武器に出来るシェイン。そのお互いが足りない部分を
上手く補完しあった試合になりました。序盤はかわし合いという昨今流行中の動きで客を魅了。
そこから双方のターンを取り、ダメージを蓄積させておいての終盤戦。
リオは画作りが抜群に上手いというか、表情の作り方がCZWなどの経験を
持ち込んでいるな、と感じさせます。シェインは声援を見る限りこの団体の
メイン選手なのでしょうか、しかしそれに負けないファイトを展開していました。
若さが躍動した好勝負。

4.0
posted by 赤い波動 at 21:36| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月30日

デイビー・リチャーズvsジェフ・コブ(DEFY Wrestling 2017/4/7)

デイビー・リチャーズvsジェフ・コブ(DEFY Wrestling 2017/4/7)

活動テリトリーが違う為あまり交わっていない両者ですがまずはクリーンにスタート。
丁寧なレスリングで掴みはOK。客へのアピールからデイビーが虚を突き場を支配します。
リチャーズのコントロール力は完璧である種老獪さも感じる内容です。
デイビーに老獪という言葉はやや似合わないかもしれないですけどね。
コブも投げをピンポイントに絞ってユニーク、もちろんふざけているという意味ではない、な方法で反撃。
100%交わった内容ではないにもかかわらずデイビー勝利に不満が起こらない素晴らしいメインイベント。
この二人が好きなら普通に見て損はないですよ。

4.0
posted by 赤い波動 at 23:11| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月19日

河野真幸vs芦野祥太郎(WRESTLE-1 2017/3/20)

河野真幸vs芦野祥太郎(WRESTLE-1 2017/3/20)

芦野のレスリング・スタイルと河野の総合ベースが融合。
序盤はかなり蝶番のようにはまっていましたね。ただ試合の展開としては芦野のキャリアの浅さが出る。
爆発力を持っている選手というのは十分伝わってきましたが、線で見た時の作品としての形がやや甘い。
河野も引っ張る力はそこまである選手ではないですからね。とはいえ美しいスープレックスから
一気にアンクルロックで場を掌握しきりベルト奪取につなげたのはベスト。
今後に期待を抱かせる新王者誕生の瞬間でした。

3.5
posted by 赤い波動 at 20:10| 日本のプロレス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月17日

宮原健斗vs大森隆男(全日本 2017/1/15)

宮原健斗vs大森隆男(全日本 2017/1/15)

前回(2016/3/21)の三冠戦に比べると格段にいいですね。まず宮原の成長。
前半からゲームコントロール力が向上し、定型と非定型の織り交ぜという難題を克服している。
具体的に言うと前半でチラ見せした頭突きですね。三冠戦という特別性のある試合で
特別な試合をするという事が出来ている。一方の大森も場外・鉄の坂道でのパイルドライバー、
エプロンでのパイルドライバーをキーにして首攻めを冷徹なまでに遂行している。
ちょっと秋山の影響を受けているんですかね?いずれにしても円熟味が増したことには違いありません。
宮原も大森のいい部分を出し切った上で上回る、というチャンピオンの流儀を果たしており、心地いい。
腕攻めはスネークリミットでしっかり回収していますからね。予想以上の好勝負でした。

4.0
posted by 赤い波動 at 22:38| 日本のプロレス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする